手取り20万が考える一から始める投資戦略

こんにちわ。こんばんわ。

全国の手取り20万で生活している皆さん、きちんと投資できていますか?私も31才から40才までの10年間は手取り20万どころかそれ以下で生活していたので、うまく投資はできていませんでした。ただ、ここ2年ぐらいで安定的に手取り20万ぐらい稼げるようにもなり、「お金の大学」や「YouTube大学」の影響もあり、投資にきちんと向き合う必要を感じてきました。そこで手取り20万ぐらいでも投資は必要なのか、必要ならばどう投資していけばいいのかを考えたいと思います。みなさんも一緒に考えてください。

投資は必要なのか

正確には投資での資産形成が必要だと思います。そう考える理由は以下の点です。

投資を必要と考える理由
  1. 老後2000万問題。もらえる年金額が少ない。
  2. 終身雇用の崩壊。働きかたの多様化
  3. 銀行預金の金利が低すぎる

 

私が考える大きな理由は以上の3点です。それでは個別にみていきましょう(すべて私見ですよ)。

1.老後2000万問題。もらえる年金が少ない

自分が年金いくら貰えるか知ってますか?漠然と毎月20万ぐらいもらえるんでしょ。って思ってませんか。手取り20万ぐらいではそんなにもらえませんよ。ましてや40代で手取り20万ぐらいしかないのであれば、今後、給料が上がらないことを前提に考えて、どれぐらい年金もらえるかを考えないといけません。それでは以下の表を見てください。

□国民年金と厚生年金に38年間加入した場合(月額)
※計算方法 国民年金:78万100円×480(納付月数)÷480
厚生年金:平均年収×0.55%×38(勤続年数)÷12
※年金は上限があるので、年収750万ぐらいが上限になります。

在職中の平均年収 国民年金 厚生年金 合計
300万 約6.2万円
約5.2万円 約11.4万円
350万 約6.1万円 約12.3万円
400万 約7.0万円 約13.1万円
450万 約7.8万円 約14.0万円
500万 約8.7万円 約14.9万円
550万 約9.6万円 約15.7万円
600万 約10.4万円 約16.6万円
650万 約11.3万円 約17.5万円
700万 約12.2万円 約18.3万円
750万 約13.0万円 約19.2万円

どうでしょうか?結構少なくないですか。私なんかどうあがいても平均年収350万ぐらいなので、もらえる年金額は約12.3万円です。これに妻の年金が9万円ぐらいになりそうなので、合計で約21万円になります。健康な現時点であれば、これだけあれば問題なく生活できそうなのですが、年金もらうときの健康状態は今より間違いなく悪化していると思われ、生活コストも上昇していることを覚悟しておく必要もあります。投資によって年金以外の資産を準備していかないといけないと感じました。

2.終身雇用の崩壊。働きかたの多様化

あのTOYOTAでさえ終身雇用を維持できないと明言しました。

2019年10月13日。日本自動車工業会の会長会見で、トヨタ自動車の豊田社長が「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べた。

この背景にあるのは「仕事できないおじさん問題」があると思われます。日本ではこれまで年功序列の終身雇用が定着していましたが、これが問題で高給取りだけど仕事しない・できないおじさん、おばさんが目につきだしました。私も40才台になりこの問題にそろそろ該当するようになってきました。そうはならないように気をつけながら仕事をしているつもりですが、いつリストラ対象になるかわからない不安はついてはなれません。また、働きかたの多様化によって今の仕事が外国人技能実習生やロボットに奪われる可能性も出てきました。こういった労働市場からいつでも仕事を奪われる状況が生まれてきたので、万が一に備えての資産が必要と感じました。

3.銀行預金の金利が低すぎる

預金とは銀行が提供している元本保証の金融商品になります。あくまで元本保証であり、価値を保証してくれるわけではないので、インフレでの通貨価値の低下には対応できない商品になります。

それでも利息が2%や3%あるのであれば、インフレによる価値の低下に対応できるのですが、現在の預金金利はこのとおりです。

□メガバンクとネットバンクの普通預金金利

普通預金金利
三菱UFJ銀行 0.001%
三井住友銀行 0.001%
みずほ銀行 0.001%
ゆうちょ銀行 0.001%
東京スター銀行 0.001%~0.1%
GMOあおぞらネット銀行 0.001~0.11%
楽天銀行 0.02%~0.1%
住信SBIネット銀行 0.001~0.01%
イオン銀行 0.001~0.10%
新生銀行 0.001~0.003%

メガバンクよりネットバンクの方が金利はいいですが、それでも最大0.11%です。これは100万円預けて1年後に1,000円もらえるというものになります。メガバンクにいたっては10円です。あまりにも少なすぎる。ATM手数料なんか払おうものなら完全にします。

銀行に預けているだけでは着実に資産が目減りしていくため、資産の目減りを防ぐためには、株や債券などへの投資で資産形成が必要です。

投資による資産形成の目的

これまでは投資による資産形成が必要な理由を見てきましたが、目的は何になるのでしょうか。目的は人それぞれにはなりますが、私の考えとしては必要な理由に対してのアンサーとなる万が一への備えと思っています。

Korioが思う投資による資産形成の目的
  1. 万が一、年金が足りない場合への老後への備え
  2. 万が一、リストラされた場合への備え
  3. 万が一、ハイパーインフレが発生した場合の備え

 

この中で2.や3.については発生確率は低い部類になると思われる上、1.へ対して備えれば、一緒に解決する問題と考えらるため、1.へ対してどう戦略をとるのがいいか考えてみます。

投資による資産形成へ向けて考えるべきことの順序

何をするにもどういったプロセスで実行していくかを考える必要があります。私の場合は次のプロセスで考えました。

1.いつまでにどれだけの資産が必要なのか考える

老後へ向けて2000万貯めておきたいのか。50才でセミリタイアしたいからそれまでに4000万貯めたいなどの具体的な数字を考えます。プラン的には松竹梅の3つぐらい考えておき、どれが実現可能かを考えていくのがよいと思います。ちなみに私のプランはこんな感じです。

梅プラン 65才時点で2000万用意して不安のない老後を迎える
竹プラン 65才時点で3000万用意して余裕のある老後生活
松プラン 50才時点で4000万貯めてセミリタイア生活

2.現状を把握する

今の資産はいくらあるのか?

なにをするにも現状を把握しないと前にも後ろにも行けません。銀行口座や証券口座などにいくらの現金や証券があるのかを把握することから始めるべきです。

これについては「マネーフォワードME」が非常に便利でした。マネーフォワードMEでは金融機関の登録ができ、登録した金融機関にどれだけの現金があるのか、評価額いくらの証券があるのかをまとめて見ることができます。

こういった形で一覧で見ることができ、今の自分の資産がいくらあるのか確認できます。

今の収入と収入の内どれだけ出費に使っているか把握する

収入については本業と副業(している人)の手取りの金額を把握します。出費については家計簿をつけていればそれで把握できるのですが、つけていない人はこれまた、「マネーフォワードME」が便利です。「マネーフォワードME」に銀行口座と使っているクレジットカードを登録すれば、その出費内容が家計簿として自動でつけられます。

金額と項目の紐付け作業は必要ですが、それができればこんな感じで1ヶ月の出費がわかるので何ヶ月分かを確認してどれぐらい使っているかを把握できます。

参考:我が家の資産と収入と出費状況(2021年4月15日現在)

資産は6,688,201円。
収入は1月が267,040円。2月が230,294円。3月が226,528円。
支出は1月が175,925円。2月が123,338円。3月が192,759円。

3.必要な金額までこれからいくら必要なのか確認する

1.でいくら欲しいのか決めて、2.で今どれぐらいもっているのかを確認したら、あとどれだけ必要なのか確認します。当たり前ですね。私の梅プランの場合は2000万を目標にしているので、今の資産約668万を差し引くと1,332万円必要です。40才から65才までの25年間で1,332万円用意するには毎年約53万円、月額約4.5万円の積立で実現できます。

正直これだけであれば、毎月4.5万円を銀行に貯金していくだけでこと足りますので、投資をしていくのであれば、竹プランや松プランも視野にいれて考えていくのが良いと判断することができます。また、もっと毎月多く貯金して目標金額に到達する期間を短くして、それ以降は毎年旅行に行くなど、人生の幅を広げることもできます。

4.具体的な投資プランを考える

投資のプロではない我々は王道の投資道を歩むべきです。王道とは伝統的な投資スタイルである、「株式」「債権」「不動産」へ時間と銘柄を分散して投資することを言います。とくに時間を味方につけて複利のチカラで資産形成をすることが成功への鍵になります。

幸い今はいろいろな優良情報を無料で得ることができる時代になっています。ブログやYouTubeなどで盛んに紹介されていますが、今の最適解は「インデックスファンドで長期(10年以上)の運用」となっています。ファンドとはそれ自体が数十~数千の銘柄に分散されている銘柄となるため、インデックスファンドを購入するだけで、分散投資が実現できます。個別に銘柄の分析はとてもじゃないので出来ないため、非常に助かる投資商品になります。

インデックスファンドで年利3%で20年運用した場合

インデックスファンドの想定リターンは3%~7%と言われています。なので、ここは最小の3%で梅プランで必要だった毎4.5万円を20年購入して運用したらどれだけの金額になるかシュミレーションしてみます。

1,477万円となり目標金額を約140万円上回ることが出来ました。これがもし2倍の6%で運用できたとしたら、最終積立額は2,079万円となり140万円の2倍どころか747万円と5倍になります。複利のチカラはすごいですね。

実際に投資する方法

実際に投資をしようと決めたのならどうやって進めていけばいいのでしょうか。まずは生活防衛資金を貯め、その後に証券口座を開設しましょう。

1.生活防衛資金を貯める

生活防衛資金とは急に会社をやめる必要がでた場合や病気で入院してしまったなどで、無収入になってしまった場合に何ヶ月か生きていくために必要な資金です。人によって変わりますが、最低でも毎月の生活費の6ヶ月分は銀行口座に現金としておいておきましょう。

2.楽天証券かSBI証券を開設する

証券口座を開設しないと株式や債券などの金融商品に投資できません。今や証券口座は富の源泉です。

おすすめはネット証券です。その中でも「楽天証券」か「SBI証券」をオススメします。ネット証券2大巨頭になりますので、手数料やセキュリティ、財務状況などあらゆる面で安心感があります。
どちらでもいいのですが、楽天カードを使って楽天経済圏に入っているという人であれば、「楽天証券」一択です。私は両方の口座開設していますが、今は楽天証券をメインに使っています。

3.積立NISA口座に申し込む

証券口座を開設したらすぐに金融商品を買いたい衝動に駆られると思いますが、ちょっと待ってください。まず、積立NISA口座に申し込んでください。

通常、株式などの運用益には20.315%の税金がかかります。およそ2割の金額が税金に取られてしまうので、700万円利益がでていたら140万円減ります。しかし積立NISA口座で運用した場合はそれが非課税となるため、700万円を丸まる取得することができるのです。

4.積立NISA口座ができたら毎月積み立てを実行する

積立NISA口座ができたらそこから毎月積立をしていきます。積立NISAでは毎年40万円のファンドを購入することができます。すぐに40万購入することができますが、購入時期を分散することで、高値掴みを回避することを薦めます。なので、毎月33,333円コツコツ購入することが基本になります。さらに楽天カードを持っていて楽天証券を使っている場合はクレジット決済が利用できるので、1%の楽天ポイントを得ることができます。しかも楽天証券は積立NISA購入時に楽天ポイントを500ポイントまで使うことができるので、さらにお得になります。

5.どのインデックスファンドを購入するべきか

積立NISAでは投資信託しか購入できませんが、金融庁が厳選した優良な投資信託のみになっています。その中でもおすすめなのは「全世界株式」「全米株式」になります。具体的には以下のどれかを購入するのが大きな間違いがないと思います。私は「SBI・全世界株式インデックス・ファンド」を積み立てています。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

楽天・全世界株式インデックス・ファンド

楽天・全米株式インデックス・ファンド

SBI・全世界株式インデックス・ファンド

最後に

積立NISAを活用すると毎年40万円の資産を形成していくことができるようになります。積立NISAの運用期間は20年になりますが、25年間3%で運用できれば梅プラン(65才で2000万円)にはたどり着くことができます。だけど、手取り20万円であれば積み立て額をさらに増やすことも可能です。そのためには毎月の固定費を見直し、節約を進めていく必要があります。ですが、積立NISAに慣れてきてから考えるのでよいと思います。投資を始めると不思議と無駄遣いが減っていきます。無駄遣いが減ってくれば手元に残る現金が多くなってきます。そうすると気持ちに余裕も出てくるので、そこからまた色々考えていくのが楽しくていいと思います。色々と考えていくのは楽しいものです。楽しみながら投資をしていくのが一番の成功の秘訣だと私は思います。

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